国民健康保険
国民健康保険について
国民健康保険には、2つのタイプがありますが、ここでは市区町村の国民健康保険について説明していきます。
国民健康保険には、自営業者やフリーターなど、会社の健康保険や公務員が加入している共済組合等の被用者保険のいずれにも加入してない人と、その人に扶養されている家族が加入の対象となります。
国民健康保険は、医者や薬局で支払う自己負担額が本人もその家族も入院・通院の区別なく3割負担となり、政府管掌の健康保険と大きな違いがあります。
定年退職した後は
保険料の額も健康保険と計算方法が、全く違います。健康保険では会社からの給料をもとに一定額を乗じて保険料を算出しましたが、国民健康保険では、通常、以下の4つの要素を総合的に勘案して保険料を決定します。
1、 所得割額―――――――1世帯あたりの所得に一定額を乗じる
2、 均等割額―――――――1世帯あたりの被保険者となる人数で決定する
3、 平均割額―――――――どの世帯にも一律の定額をひく
4、 資産割額―――――――1世帯あたりの資産に一定額を乗じる
これら4つの要素をどのように組み合わせるかは、各地方自治体によって違いがあります。
定年退職の場合、退職直後の国民健康保険料は一般的に高額になります。これは、1の所得割額が前年度の収入によって決定されるためで、退職前に高い賃金をもらっていた人は、退職後の国民健康保険料が高額となってしまいます。
また、ほとんどの地方自治体においては、傷病手当金や出産手当金の給付がないので注意が必要です。